登壇者
エスオーシー株式会社
営業企画部長
福本 真一
エスオーシー株式会社は世界最高クラスのアルカリイオン水「温泉水99」の製造メーカーとして1998年に事業スタート。店頭卸売を中心に、その受け皿的なポジションとして2000年より直販も開始。
当初は空前のミネラルウォーターブームに乗りクチコミも広がり、順調な成長を続けましたが、その後のデフレ経済や東日本大震災後の格安水の増加、ウォーターサーバー業者参入などの水市場の激変により、卸売による売上は激減、更に運賃高騰も重なり直販も頭打ちになり、一転して危機的状況に陥りました。
そのような中、限られた販促費と人材を最大限に活かすため、2012年より卸売から直販への収益構造の転換を図り、直販比率を高めつつ、約10年間で売上規模も約4.5倍まで拡大しました。
その間、定番だった新聞・チラシ・ラジオなどアナログ媒体から、ネット広告への段階的な転換を実現し、近年ではSNSや動画コンテンツを活用した認知・ブランディングの強化と新規獲得の両立を図り、右肩上がりの成長を続けています。
今回は今までの軌跡やネット広告の成功事例などを中心に、一つの商品を売り続ける情熱と苦悩、それを支えるノウハウ、ピンチをチャンスに変えたダイレクトマーケティングについてご紹介いただきます。